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2006 年度 実績報告書

医療用放射線の適正な運営及び安全管理のために必要な診療放射線技師数に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500521
研究種目

基盤研究(C)

研究機関群馬県立県民健康科学大学

研究代表者

高橋 康幸  群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 助教授 (40404925)

研究分担者 平野 邦弘  群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 教授 (20258891)
河原田 泰尋  群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 教授 (60289816)
キーワード診療放射線技師 / 安全管理
研究概要

平成18年度は申請書のとおり、(1)自己申告方式質問調査及び(2)ワークサンプリングによる実測調査を実施した。
(1)自己申告方式質問調査を500施設で実施したところ回収率は68.5%を示し、各病院における関心の高さが伺えた。また、小規模な病院に対しては保健所を通じ調査を実施した。
(2)ワークサンプリングによる実測調査は当初16施設を予定していたが、調査の重要性を説明したところ54施設という多くの施設から協力を得ることができた。
調査の内容は、技師数、装置の台数、始業・終業点検の実施、撮影伝票の枚数、平均被ばく線量、平均残業時間、産前産後休暇の状況等である。調査期間を平成19年3月まで実施したことから、内容はとりまとめ中であるが、その一部につき整理した。
最大診療放射線技師数(常勤のみ)は79人、最小診療放射線技師数は1人(診療所)で、最大装置数は84台、最小装置数は4台の幅のデータが得られた。調査協力いただいた施設が注目する項目の平均被ばく線量について、専任技師の1ヶ月あたり(mSv)で、一般撮影(0.07)、CT(0.03)、MR(0.00)、治療(0.01)、核医学(0.11)、PET(0.03)で、検査の特性から核医学が多く認められた。
膨大なデータであることから統計解析等を行うとともに、平成19年の調査項目である診療放射線技師数の受容と供給を早々に取り掛かり、研究終了の平成20年3月までに報告書を完成させたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 核医学検査における被ばく線量の再考2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 康幸
    • 雑誌名

      日本放射線技師会雑誌 54・5

      ページ: 515-517

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 医療被ばくと職業被ばくの防止に向けて2007

    • 著者名/発表者名
      高橋 康幸
    • 雑誌名

      日本核医学会春季大会抄録集

      ページ: 387-392

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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