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2007 年度 実績報告書

生活習慣病予防のための食事、運動指導の具体的効果の解明とその科学的根拠の確立

研究課題

研究課題/領域番号 18500556
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

田中 逸  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教受 (40276499)

研究分担者 内野 泰  順天堂大学, 医学部, 准教授 (60338332)
田村 好史  順天堂大学, 医学部, 准教授 (80420834)
河盛 隆造  順天堂大学, 医学部, 教授 (00116021)
前田 士郎  独立行政法人理化学研究所, チームリーダー (50314159)
形本 静夫  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50053343)
キーワード内科 / 糖尿病 / 生活習慣病 / 栄養学 / 運動指導
研究概要

1.本年度は肝臓上縁からダグラス窩まで腹腔全域の低線量CTスキャン(スライス幅最小0.5mm、スライス合計最大800スライス)の画像情報を解析し、腹部全域の内臓脂肪体積と皮下脂肪体積を自動計測すると同時に、両脂肪組織を3次元画像構築する解析ソフトを制作した。本ソフトはPCにインストール可能で、CTのワークステーションからダウンロードしたCT画像ファイルをPC上で短時間に腹部全域にわたる内臓脂肪体積と皮下脂肪体積を正確に評価することが可能となった。現在、特許申請の準備中である。
2.従来から肝細胞と骨格筋細胞における細胞内脂肪量の定量的評価法として我々は1H-MRS(proton magnetic resonance spectroscopy)による解析システムを構築し、実用化してきた。本システムをさらに改良し、実際に得られた細胞内中性脂肪のメチレン基を構成する水素原子の核磁気共鳴スペクトル曲線から近似曲線を構成する専用ソフトを使用し、変動曲線下面積を自動計算する解析システムを確立した。これにより、従来法に比してより短時間で信頼度の高い解析が可能となった。
3.上記の新しい解析システムに加えて経ロブドウ糖を併用したグルコースクランプ法(clamp OGL法)による臓器別インスリン抵抗性評価法も併用して、メタボリックシンドローム、およびその予備軍と診断された例に対して生活習慣改善効果の前向き検討を開始した。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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