1.研究目的 日本は未曾有の高齢化社会に入ってきている。この研究では、高齢期の住生活に焦点を合わせ、高齢社会での住生活のサポートシステムにっいて検討を進めた。高齢社会といえば、北欧やヨーロッパが先進国であるが、その典型的先行経験をフランスにて検討した。 2006年度の研究内容は、次の2点である。 (1).フランスにおける伝統的な住生活のサポートシステムを確認する。 (2).フランスにおける現代の住生活管理システムを検討する。 2.研究方法上記(1).については、関連図書の翻訳をした。 同(2).については、現在のパリで、集住に関する実態を、居住者および管理人(ガルディアン)の側面より、ヒヤリング調査をした。(2007年度には、より一般化して留め置きアンケート調査に入る予定であるので、そのためのプレ調査の意味もあった。) 3.研究結果2006年度の研究結果は、まだ進行途中のため、報告は、中間報告的なものになる。 まず(1).の、図書の翻訳は、近日中出版する段取りにしている。(研究成果参照。)(2).については、調査受け入れ先の調整をしていたが、その目途がたった段階である。 以上
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