研究課題
基盤研究(C)
1. 研究目的日本は未曾有の高齢化社会に入ってきている。この研究では、高齢期の住生活に焦点を合わせ、高齢社会での住生活に焦点を合わせ、高齢社会での住生活のサポートシステムについて検討を進めた。高齢社会といえば、北欧やヨーロッパが先進国であるが、その典型的先行経験をフランスにて検討した。2006年の研究目的は、次の2点であった。(1)、フランスにおける伝統的な住生活のサポートシステムを確認する。(2)、フランスにおける現代の住生活管理システムを検討する。2007年の研究無目的は、昨年の目的をさらに深め、(3)、一般化して、フィールドにてフランス都市部における集住と、その管理の実態について、アンケートちょうさを実施した。2. 研究方法上記(1).(2)の日的では、関連図書の翻訳をした。また、この延長線上で、翻訳図書の出版をした。(3)の目的実現のために、フランス(パリ)の、日本人居住者を対象に、集住と住生活管理の実態について調査を実施した。調査票の配布は、2007年9月、パリ日本人会にて、来訪者に直接行った。回収は郵送である。配布数311票、回収数219票(有効数218票)であった。3. 研究結果(1)(2)では、昨年、日本住宅総合研究財団からの追加的出版助成金を得たが、それを併用して、翻訳図書の出版を行った。翻訳図書は、ジャン=ルイ・ドクール著「初期の管理人小屋-19世紀のパリとパリのコンシェルジュー」300ページ(研究成果参照)である。(3)では、日本人会での調査結果を2008年日本建築学会中国大会などにて報告し、関連論文報告等を行った。
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http://lib1.kyokyo-u.ac.jp/