研究概要 |
住生活基本計画における地域再生の課題は, 「国民の価値観・ライフスタイル・家族形態の多様化」にもとづく「国民の居住ニーズの多様化・高度化」に対応することである。しかし, これに対応した住教育・住まい学習研究は蓄積されていない。なかでも「シングル居住」「自立した高齢者」の住まい方をふまえた学習プログラムの開発は遅れている。これまでの地域性を生かした住教育・住まい学習研究に, ライフスタイルの多様化への対応の視点を加えて, ライフスタイルをデザインする力(だれとどこにどのように住まうか)を軸とする住生活力育成のための市民参加型学習プログラムを構想・実践した。
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