研究課題
基盤研究(C)
本研究は、健康に関連するライフスタイルの変容を市区町村レベルの小地域単位で測定するための指標を検討する目的で計画したものである。具体的には、次の研究を実施し、各論文にまとめた。1)健康関連のライフスタイルを評価する行政統計の分析厚生労働省「国民健康・栄養調査」のデータベースを作成・分析し、人口集団の各層別の特徴や経年的な傾向を明らかにした。とくに肥満やそれに関連する食生活・栄養や運動・身体活動の指標について、現在までの経年の動向を分析し、将来予測を行なった。2)既存の統計資料では明らかにできない、小地域ごとのライフスタイルの分析複数の市町村の住民を対象に質問紙調査を実施し、ライフスタイルの現状と健康との関連を明らかにする指標を検討した。結果は、健康水準の異なる2地域での地域比較を行った。女性の肥満と体重コントロール、歯の健康状態と口腔ケア、喫煙に対する地域住民の意識、中学生の喫煙行動と地域環境などをとりあげて分析した。3)健康関連の消費者概念についての検討健康やヘルスプロモーションに関連する多様な商品やサービスが増加するなか、健康関連の商品やサービスの消費者概念について整理・検討した
すべて 2007
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)
厚生の指標 54(3)
ページ: 7-12
日本公衆衛生雑誌 54(11)
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厚生の指標 54(6)
ページ: 378-386
Jjph 54(3)
J of health and welfare statistics 54(9)
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