研究課題
基盤研究(C)
本研究では、乳幼児消化管上皮の消化・吸収機構の変化を栄養形態学的に検索し、さらに食物アレルギー発症機序の初期的段階(経消化管感作、経胎盤感作、経母乳感作)を解明するために実験を行う。これらの結果に基づいて乳幼児の健康を促進するために、栄養マネジメントを行う。さらに食物アレルギー発症を未然に防御(1次予防)するための栄養マネジメントを行うことを目的としている。(1) 発達段階(新生児期、乳飲期、離乳期及び成熟期)の消化と吸収機構の変化に関する実験(1) タンパク質等の高分子物質のトレーサーを使用した実験(2) 食物アレルゲンを使用した実験(2) 血液胎盤関門に関する検索(1) タンパク質等の高分子物質のトレーサーを使用した実験(2) 食物アレルゲンを使用した実験(3) 乳腺に関する検索(1) タンパク質等の高分子物質のトレーサーを使用した実験(2) 食物アレルゲンを使用した実験(4) 実験モデル動物の作成による検索(1) 栄養方法を違えて飼育(新生児期)a. 母乳栄養群b. 混合栄養群(2) 栄養方法を違えて飼育(乳飲期)a. 母乳栄養群b. 人工乳栄養群c. 低分子栄養(グルコース、アミノ酸など)群d. 混合栄養群(5) 新生児期および乳飲期小腸におけるアレルゲンの侵入経路に関する研究(1) タンパク質等の高分子物質のトレーサーを使用した実験(2) 食物アレルゲンを使用した実験(6) 実験モデル動物を使用した消化管粘膜バリア機構に関する研究(成熟期)(1) Brown Norway rat(免疫・アレルギー研究に有用)(2) Wistar 系rat
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