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2006 年度 実績報告書

科学的素養と探究活動に重点をおいた新しい高校理科教育教材の開発と指導法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18500649
研究種目

基盤研究(C)

研究機関宇都宮大学

研究代表者

人見 久城  宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (10218729)

研究分担者 上田 高嘉  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (40125810)
松居 誠一郎  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (20134257)
伊東 明彦  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (70134252)
山田 洋一  宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (50143186)
井口 智文  宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (20251077)
キーワード科学教育 / 高校理科 / 教材開発
研究概要

本研究は、高等学校理科における理科教育の改善のために、学習内容や教材および指導方法の検討を行うことをおもなねらいとしている。
本年度は、まず理科の探究活動に関する実態調査を行った。国内の高等学校理科教科書に収録されている探究活動や課題研究を取り上げ、その特質を整理した。その結果、いずれの活動においても探究の過程が重視され、生徒自らテーマをしぼり、探究活動を進められるような配慮がなされていることを確認した。同様の分析を、今後は米英等の中等教育段階の理科教科書を事例に行い、比較したいと考えている。さらに、これらの実態をふまえた教材開発を進めたいと考えている。
次に、高校生物を事例にして探究活動の実践を行い、効果を検証した。その結果、学習に対する有用感の高まりは、教師主導型の方が高くなった。また、科学的知識・理解を高めるには、教師主導型、生徒主導型のいずれも有効であったが、科学的探究の方法を理解させるためには生徒主導型の方が有効であった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 米国理科教科書における科学技術関連トピッタの扱い2007

    • 著者名/発表者名
      人見久城
    • 雑誌名

      日本科学教育学会研究会研究報告 21・4

      ページ: 1-5

  • [雑誌論文] 高校生の科学技術に対する意識と科学者参加授業の効果2006

    • 著者名/発表者名
      人見久城, 伊東明彦, 沼尻良一
    • 雑誌名

      宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要 29

      ページ: 385-393

  • [雑誌論文] 高等学校理科における探求活動の実践に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      臼井紀子, 人見久城
    • 雑誌名

      日本理科教育学会全国大会論文集 56

      ページ: 314

  • [雑誌論文] 現在の小学校理科について思うこと2006

    • 著者名/発表者名
      人見久城
    • 雑誌名

      理科の教育(日本理科教育学会) 55・11

      ページ: 7-9

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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