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2009 年度 研究成果報告書

国際比較に基づく日本型環境教育の理念的モデルに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18500656
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関明治大学

研究代表者

柴崎 文一  明治大学, 政治経済学部, 教授 (90260124)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード環境教育
研究概要

本研究の結果、以下の結論を得た。まず学校教育の現場で環境教育を充実させるためには、「総合的な学習の時間」や、家庭科、技術科などの既存科目を大胆に整理統合し、「環境科」という科目を新設するべきである。次に市民団体における環境教育活動をさらに拡大するためには、会費を欧米レベルに引き下げ、会員数の増加を図ることが最も重要である。さらに学校教育の現場に、環境保護団体の専門家が直接関与できる環境を整えるべきである。また、特にアメリカには多数の優れた環境教育プログラムが存在するが、これらは日本ではあまり普及していない。その最大の原因は、日本におけるライセンス取得団体が、本来環境教育とは直接関連を持たない団体だからである。これらの優れた環境教育プログラムをわが国で本当に普及させるためには、環境教育を本来の課題とする団体への権利の移譲が必要である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アメリカ自然思想の源流2010

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 雑誌名

      明治大学人文科学研究所紀要 66号

      ページ: 1-49

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 森の人ソロー2010

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 雑誌名

      ようこそ!政治経済学部の知の世界へ2010(明治大学政治経済学部)

      ページ: 155-175

  • [雑誌論文] エマソンの自然観2008

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 雑誌名

      明治大学教養論集 436号

      ページ: 55-63

  • [雑誌論文] 他者の苦しみ:<苦しみの経験>をめぐるヘアーの分析理論を手掛かりとして2007

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 雑誌名

      明治大学教養論集 416号

      ページ: 1-19

  • [雑誌論文] 「持続可能な開発」は可能か?-熱力学の観点から-2006

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 雑誌名

      仏教経済研究 35号

      ページ: 17-25

  • [図書] 「哲学」ノート2010

    • 著者名/発表者名
      柴崎文一
    • 総ページ数
      133
    • 出版者
      DTP出版

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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