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2006 年度 実績報告書

アジア・アフリカ・日本の学校間の連携による環境教育発信拠点の構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500666
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岡山大学

研究代表者

喜多 雅一  岡山大学, 教育学部, 教授 (20177827)

研究分担者 小野 由美子  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (20177273)
キーワード環境教育 / 授業実践 / 学校の連携 / インドネシア / カンボジア / ガーナ / 洗剤量 / 微生物量
研究概要

本研究に関わり,インドネシア マラン国立大学の理数学科の教員と共同研究を開始した。またカンボジア国立教育大学National Institute of Education=NIEの教員と共同研究を始めると主に,岡山大学とカンボジアのNIEとの学術交流協定を結び,本研究を含めて推進することを現在検討中である。またガーナのアクラ教育大学の教員と共同研究を開始した。日本の中学校・高校教員にこれらの国々との交流を働きかけ,倉敷天城高校教員が実際に高校生同士の交流を計画した。
インドネシア・カンボジア・ガーナの教員による倉敷天城高校での環境教育授業実践を行うと同時に,インドネシアのマラン市の高校・中学で日本人の教員・学生による授業実践研究を実施した。その成果については平成19年度環境教育学会で発表予定である。今回は総勢11名でのインドネシアでの授業実践で,科研費をこのインドネシアでの授業実践の旅費滞在費に多く使った。
カンボジアの教員との共同研究で開発した環境水中の洗剤量を求める新しい方法に関する論文がJ.Chem.Edu.に掲載が受理された。有害な有機溶媒かわりに化学繊維を用いた環境に優しい検出法でこれをカンボジアの高校と日本の高校で授業実践中である。
また,ガーナの教員との共同研究も同じく,J.Chem.Edu.に掲載が受理された。これは土壌中の微生物量をコピー紙に含まれるデンプン量の微生物による消費から推定するもので,ヨウ素でんぷん反応の新しい応用である。これもガーナと日本の学校で授業実践を行う予定である。
以上のように本研究で開発した教材を用いてアジア・アフリカ・日本で授業実践を通した学校の連携を現在実施中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Qualitative Analysis of Microbial Activities in Black Soil by Using Copy Paper2007

    • 著者名/発表者名
      Julius Kofi Agbeko, Masakazu Kita
    • 雑誌名

      J. Chem. Edu. (in press)

  • [雑誌論文] New Analytical Method for the Determination of Detergent Concentration in water by Fabric Dyeing2007

    • 著者名/発表者名
      Set Seng, Reiko Sugihara, Masakazu Kita
    • 雑誌名

      J. Chem. Edu. (in press)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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