森林環境教育における学習教材・プログラムの開発と視覚障害者からの指導者育成

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18500669
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 科学教育
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 小林 修 愛媛大学, 農学部, 講師 (20294788)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: 環境教育

研究概要

視覚障害者にも利用できる教材とプログラムは, 森林が持つ多機能性および循環性そして持続性について, 障害者はもちろんのこと晴眼者にも効果的な学習機会を提供できる事が分かった。また, 企画実施中の参加・学習意欲の向上, および晴眼者と障害者との協働活動による相互理解の促進と, 達成感から生じる自信力の向上にもつながった。この傾向は, 指導者の立場となった視覚障害者が指導者の立場になった時に強く表れた。

研究成果

• [雑誌論文] 樹木年輪による古気候復元の方法と世界の研究動向 (2006)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 雑誌名: 低温科学 Vol.65 ページ: 43-48
• [雑誌論文] 視覚障害者とともに学ぶ森林環境教育 (2006)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 雑誌名: 森林技術 No.773 ページ: 8-12
• [学会発表] 森林教育におけるユニバーサルデザインの発想(講演) (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 2008年度大学間里山交流会公開医シンポジウム「地域社会・大学・里山-身近な里山の保全と活用に向けた協働のあり方」(招待講演), 長野大学主催
  • 発表場所: 長野大学
  • 年月日: 2008-09-22
• [学会発表] 愛媛大学環境ESD指導者養成講座-カリキュラムにおける知識と経験の両立-(招待講演) (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 日本科学教育学会
  • 発表場所: 岡山大学
  • 年月日: 2008-08-24
• [学会発表] 国内外におけるESDの動向と森林環境教育の位置づけ (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 第119回日本森林学会大会講演要旨集
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-03-28
• [学会発表] すべての人に森林環境教育を!-持続可能な社会をめざして-(講演) (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 滋賀大学研究フォーラム・第4回環境総合研究センター年次シンポジウム「森林・里山での自然体験型環境教育で子供たちに伝えたいこと」(招待講演)
  • 発表場所: 大津市(滋賀県)
  • 年月日: 2008-03-01
• [学会発表] 環境ESDが目指す社会づくり(講演) (2007)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 愛媛県生涯学習センターコミュニティ・カレッジ「環境講座」
  • 発表場所: 松山市
  • 年月日: 2007-09-02
• [学会発表] 持続可能な社会づくりと森林環境教育-愛媛大現代GP採択事業による環境ESD指導者養成カリキュラムの展開- (2007)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 学会等名: 第118回日本森林学会大会講演要旨集
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2007-04-03
• [図書] 四国のかたちを考える-四国の再評価と地域創成- (2006)
  • 著者名/発表者名: 小林修
  • 総ページ数: 145-163
  • 出版者: 四国における環境教育とエコツーリズム. 地域創成研究センター編