研究概要 |
燃料電池教材の開発と中学校出前授業の実践 固体高分子型燃料電池を中学校に持ち込み、出前授業を行えるように教材開発を行った。またパワーポイントで燃料電池の解説資料も合わせて作成した。さらに固体酸化物型燃料電池の教材として、電解質をSDC、電極材料に白金を用いた、ライターで直接発電が可能な固体酸化物型の燃料電池教材の開発に取り組んだ。またこれらの燃料電池の特性を測定することのできるインピーダンスアナライザーを整備し、中学校の出前授業先から、学内の実験室の実験風景をインターネット経由でライブ中継ができる設備も整備した。作成した上記の教材を用いて以下の中学校出前授業を開催した。 出前授業開催実績 (1)平成18年度荒川区立第3中学校先端科学探求教室,走査型電子顕微鏡で見るミクロの世界,平成19年1月29日午後1時30分〜午後3時20分,参加人数20名 (2)平成18年度荒川区立第3中学校先端科学探求教室,燃料電池を作ろう!,平成19年1月26日午後1時30分〜午後3時20分,参加人数20名 上記に加え出前授業への導入を目指し、市販品の約1/40のコストで溶融体型酸化物超伝導体の合成に成功し、磁気浮上実験を行った。
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