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2007 年度 実績報告書

学校の情報化推進のためのコンピテンシーモデルに基づく教師集団の組織・評価方法

研究課題

研究課題/領域番号 18500704
研究機関上越教育大学

研究代表者

井上 久祥  上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (30274278)

キーワードカリキュラム / 教授法開発 / 教師教育 / コンピテンシー / チーム編成法 / 学校の情報化 / 情報教育 / 組織評価法
研究概要

今年度の前半は「コンピテンシーモデルに基づいたグループダイナミクス(チーム編成方法)」を目的として研究を進め,教師集団の組織方法について明らかにした。後半は「学校の情報化を推進する教師集団についてのパフォーマンス評価」を目的として研究を進め,組織された教師集団の評価方法について明らかにした。
教師集団についての組織方法論においては以下の手順で進めた。
(1)チーム編成のための目的一覧表をまとめた。
(2)目的別チーム(単純作業チーム,問題解決チーム,意思決定チーム,後継者育成チーム)を編成するための方法論を示した。集団の組織方法論のひとつであるグループダイナミクスについて先進的な方法論を見出すために,海外の先進事例についての資料収集を行った。
以上(1),(2)により得られた知見を情報化推進のための"チーム編成ハンドブック"としてまとめた。同時に管理職向け組織づくり研修会を実施し,そこで実際に目的別のチーム編成を試行した。
教師集団についてのパフォーマンス評価の方法論においては以下のように進めた。
(1)集団のパフォーマンスを評価するルーブリックを作成した。なお,ルーブリックは次の3つからの構成とした:(a)目的別評価観点;(b)評価規準;(c)具体的な優れた活動事例。
(2)先進的な集団のパフォーマンス評価の方法論に関し海外の先進事例について資料収集を行った。
以上(1),(2)により得られた成果を"集団パフォーマンス評価ハンドブック"としてまとめた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 学校と大学の互恵的地域連携モデルに基づく大学講義改善のための教材開発とその効果 -地域における学校の情報化支援活動を基盤とした教師の実践知の教材化の方法-2008

    • 著者名/発表者名
      井上久祥・益子典文
    • 雑誌名

      上越教育大学研究紀要 27

      ページ: 43-54

  • [学会発表] 情報社会に参画する態度の育成をねらいとした情報社会の変質を批判的に思考する学習プログラムの開発2007

    • 著者名/発表者名
      殿柿弘行・井上久祥
    • 学会等名
      日本教育工学会第23回全国大会
    • 発表場所
      東京都(早稲田大学)
    • 年月日
      2007-09-24
  • [学会発表] 情報社会における問題行動予防のための生徒理解ツール開発-チーム援助を通じた生徒理解を図るためのスクリーニングテスト試作-2007

    • 著者名/発表者名
      高野喜守・井上久祥
    • 学会等名
      日本教育工学会第23回全国大会
    • 発表場所
      東京都(早稲田大学)
    • 年月日
      2007-09-23
  • [学会発表] 日常的な情報交換を促す働きかけによる教師の変容に関する事例研究-少人数での学びあいのコンピテンシーを高める働きかけを通して-2007

    • 著者名/発表者名
      安田ひとみ・井上久祥
    • 学会等名
      日本教育工学会第23回全国大会
    • 発表場所
      東京都(早稲田大学)
    • 年月日
      2007-09-22

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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