• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

人間の情報処理への科学的探究心を育てるコミュニケーション学習プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18500711
研究種目

基盤研究(C)

研究機関鳴門教育大学

研究代表者

三宮 真智子  鳴門教育大学, 高度情報研究教育センター, 教授 (90170828)

キーワードコミュニケーション / ミスコミュニケーション / 人間の情報処理 / 科学的探究 / 学習プログラム
研究概要

平成18年度の研究実績は,以下の通りである。
1.コミュニケーションの知識・スキルの体系化に着手
複数の教科で個々に学習目標とされていた,コミュニケーションに関する知識・スキルに加え,より広い観点からのコミュニケーションの知識・スキルの体系整理に着手した。たとえば,コミュニケーションに直接関連する人間の情報処理についての基礎知識も,中高生に理解可能な範囲で取り入れることを検討した。また,諸外国のカリキュラムや教科書,参考書,国内外の関連文献を入手し,来年度の体系化作業に向けて準備を行った。
2.ミスコミュニケーション事例の収集
ミスコミュニケーションのデータベース作成に向けて,コミュニケーション・トラブル,失敗などのミスコミュニケーション事例に関する調査を行い,692名からの回答を得た。
3.コミュニケーションの科学的探究学習プログラムの開発に着手
コミュニケーションについての科学的探究学習プログラムの開発に向けて,準備を行った。これまで申請者が手がけてきたコミュニケーションに関する実験や観察の中で,アレンジを加えることにより,中学・高校における探究学習としても十分位置づけることが可能なものや,すでに中学・高校で授業中の探究活動として行った実績のあるものに加え,現代的ニーズも考慮しながら新たな題材も取り入れ,素案の作成に着手した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] メタ認知を促す「意見文作成授業」の開発 : 他者とのコミュニケーションによる思考の深化を目指して2007

    • 著者名/発表者名
      三宮真智子
    • 雑誌名

      鳴門教育大学高度情報研究教育センター・テクニカルレポート No.1

      ページ: 84

  • [雑誌論文] 情報判断力を高める教員研修用Web教材の開発2007

    • 著者名/発表者名
      辻 徹, 三宮真智子
    • 雑誌名

      鳴門教育大学情報教育ジャーナル 第4号

      ページ: 57-64

  • [雑誌論文] 生徒の学習意欲に及ぼす教師の言葉かけの影響2007

    • 著者名/発表者名
      吉川正剛, 三宮真智子
    • 雑誌名

      鳴門教育大学情報教育ジャーナル 第4号

      ページ: 19-27

  • [雑誌論文] 教師のコーチングマインドと学習者の意欲2006

    • 著者名/発表者名
      吉川正剛, 三宮真智子
    • 雑誌名

      日本教育工学会第22回全国大会講演論文集

      ページ: 239-240

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi