研究課題
[1]実験授業の実施とPENの有用性の評価PENの有効性を確認するために、大阪市立大学、京都ノートルダム大学、大阪大学、大阪学院大学、および、大阪府立泉北高校において実験授業を実施した。すべての授業で受講者に対するアンケート調査、および、理解度を確認するための試験を実施した。これらの結果から、PENの有効性を確認することができた。特に、大阪大学、および、京都ノートルダム大学での実験授業から、図形描画を中心とした演習での理解度が高いことが確かめられた。詳細については、情報処理学会のCE研究会、情報教育研究集会等で発表した。[2]PENを用いた授業に対する授業支援機能の実装と評価授業中の個々の学生の課題の進捗状況を把握するために、個々の学生が作成中のプログラムの行数、定義された変数の数、制御構造の数、および、プログラム作成の経過時間などを自動的に収集し、それらを教員の画面に分かりやすく表示する機能を実現した。これによって、授業中に実時間で多数の受講者の課題進捗状況を概観することができるようになった。この機能の有用性については、数人の模擬授業で確認したのみであり、実際の授業での有用性の確認は今後の課題である。
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情報処理学会研究会報告 Vol. 2008, No. 42
ページ: 41-47
情報処理学会研究会報告 Vol. 2008No. 64
ページ: 71-78
World Conference on Educational Multimedia, Hypermedia & Telecommunications (ED-Media)
ページ: 4755-4760
http://www.media.osaka-cu.ac.jp/PEN/