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2007 年度 実績報告書

学校を基盤とするカリキュラム開発におけるリーダーシップグループの役割のモデル化

研究課題

研究課題/領域番号 18500720
研究機関大阪教育大学

研究代表者

木原 俊行  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40231287)

研究分担者 矢野 裕俊  大阪市立大学, 大学教育研究センター, 教授 (80182393)
森 久佳  愛知江南短期大学, 現代幼児学科, 講師 (00413287)
キーワード教育工学 / カリキュラム開発 / リーダーシップ / 事例研究 / 国際比較研究 / カリキュラムマネージメント / カリキュラムコーディネータ
研究概要

主として,次の3つのアプローチで研究を進めた。
1.我が国の小中学校のすぐれたカリキュラム開発事例の収集,そこにおける「リーダーシップグループ」の組織化や役割の分析
自主的にカリキュラム開発を継続している学校を対象として,事例研究を繰り広げた。3つの学校を3〜5回訪問して,そこで営まれているカリキュラム開発の実際に関する資料(研究・研修計画,年間指導計画,指導案,実践記録など)を収集した。同時に,研究推進委員会などに参加し,そこで参与観察をおこなうとともに,同委員会等のメンバー(学校長,教頭,教務主任,研究主任など)に対する面接調査を実施した。また,ある学校の研究主任には,カリキュラム開発等に関わるアクションについて,ジャーナルを作成してもらった。これらは,現在,集約中である。
2.米国の実践事例データの収集・整理
当初は英国の小中学校を訪問する予定であったが,国際比較を充実させるために,米国カリフォルニア州において「学校を基盤とするカリキュラム開発」を成功させている小中学校を訪問し,授業を観察するとともに,学校長への聞き取りをおこない,「リーダーシップグループ」の組織化や役割に関する情報や資料を収集した。
3.「学校を基盤とするカリキュラム開発」における「リーダーシップ」に関する文献研究
英米のカリキュラム研究,とりわけカリキュラム開発に関する文献を幅広く収集し,リーダーシップ概念の台頭や変遷,その動向を明らかにした。上述した米国の学校訪問は,これを踏まえたものである。
なお,これらの成果の一端を日本教育方法学会や日本カリキュラム学校等で報告した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 授業時数10%増と魅力ある授業の展開2007

    • 著者名/発表者名
      木原俊行
    • 雑誌名

      教職研修 36(1)

      ページ: 30-33

  • [雑誌論文] 高等学校の教育内容改善の方向2007

    • 著者名/発表者名
      矢野裕俊
    • 雑誌名

      教職研修 35(9)

      ページ: 50-53

  • [雑誌論文] デューイ実験学校(Dewey's Laboratory School)における『理科(Science)』のカリキュラムの特色について-1898年度の実践に着目して-2007

    • 著者名/発表者名
      森 久佳
    • 雑誌名

      愛知江南短期大学紀要 37

      ページ: 219-240

  • [学会発表] 学校における実践研究の推進に資するリーダーシップグループ-研究主任と他のリーダーの協力に着目して-2007

    • 著者名/発表者名
      木原俊行
    • 学会等名
      日本教育方法学会第43回大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2007-09-29
  • [図書] 教育方法36 リテラシーと授業改善2007

    • 著者名/発表者名
      木原俊行
    • 総ページ数
      146-153
    • 出版者
      図書文化

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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