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2007 年度 実績報告書

対面教育重視のリアルタイムe-learningシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18500733
研究機関東洋大学

研究代表者

人見 憲司  東洋大学, 工学部, 教授 (40228739)

研究分担者 湯舟 英一  東洋大学, 工学部, 准教授 (70339208)
小林 憲夫  駒沢女子大学, 人文学部, 教授 (50350517)
キーワードe-ラーニング / 対面教育 / 遠隔教育 / 情報教育 / グローバルコミュニケーション
研究概要

本研究の目的は、従来のe-learningコンテンツおよび教授法を、ハードウェア(制作から配信まで)からソフトウェア(コンテンツ)までアスペクト比16:9のワイド(ハイビジョン)サイズに対応した仕様に構成しなおすことで、実際の授業に同期するリアルタイム性と、利用しやすさ(親和性)を重視したツールの開発と、それを実際の授業への適用とその効率測定を通して、可能な限り広範囲の授業のe-learning化を実現できる手法(インストラクション・デザイン)を構築することを主な目標としている。
2007年度は、システムの評価期間として、システムの検証と評価、およびコンテンツとなる授業内容の作成と蓄積を主に行い、システム全体の妥当性を評価することができた。まず、ビデオ画像を画面レイアウトに組み込んだ場合のビデオカードによるオーバーレイの品質の検討を行った。その結果、品質に特に問題がないことが確認された。次に、ビデオ撮影装置の位置と目線との関連の確認と実際の授業環境でのビデオ撮影画像の品質に関する検討を行った。これに関しても、予測の範囲内で対応できることが確認された。さらに、既存の装置をどのように組み合わせることでコスト的なメリットの有無、表示するスライドショー部分の拡張性の妥当性、そしてスキャニングファイルの挿入などに適したアプリケーションの選択の余地を確かめた。そしてそれに加え、実際の授業環境での液晶タブレットの操作性および視認性などの検証、オーサリング画像と実際の授業との連携性の確認、必要な教授法の検討などを多角的に行うことができた。しかしながら、その結果の分析に時間がかかり、これらに必要と思われるソフトウェアの基本設計仕様の洗い出し、およびこれらに関連した、ハードウェア的なインストラクション・デザインの構築といった実際の作業は次年度に持ち越すことになった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] 人間とロボットの円滑なコミュニケーションを目指して2007

    • 著者名/発表者名
      人見 憲司
    • 雑誌名

      自動車技術会関東支部報『高翔』 No.48

      ページ: 27-32

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 音声認識を用いた英語発音学習プログラムによる授業2007

    • 著者名/発表者名
      湯舟 英一
    • 雑誌名

      TALK田辺英語教育学研究会 6

      ページ: 11-23

    • 査読あり
  • [雑誌論文] CALL教材における英文チャンク提示方の違いが読解効率に与える効果2007

    • 著者名/発表者名
      湯舟 英一, 他
    • 雑誌名

      Language Education & Technology 44

      ページ: 215-229

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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