研究課題
基盤研究(C)
表題の統合インターフェイス機構の仕様を作成し、知識・支援・履歴情報データベース間とのやり取りの仕様を設計し、基本的な機能は動作してきた。そして、ソフトウエア開発支援機構をベースに、メールやチャット、コミュニケーション機能をメール、チャット、コミュニケーション支援機構及びグラフ作成機能をグラフ作成支援機構は動作できるようになってきた。一方、プログラムの初心者が取り組める機能とPERL言語を遠隔教育により自学自習で学ぶ機能を実現した。まだ、種々機能充実を図る必要があるが、ゼミ等で使用し実績の効果は出ている。これらの機能を充実し、PERL言語だけでなく、C言語やJAVA言語も統一的に自学自習できるシステムにしていく。次に、これらを通して、効果的な推論機構やアルゴリズムの確立を目指す。そして、試作システムを種々学生に使用し、問題点やユーザーインターフェイスの整合性を確認する。次に、ソフトウエア開発支援機構は、仕様書作成支援、モジュール結合作成支援の機能を実現し、学生が基本的なソフトウエア開発で学ぶべき事項を体系的に学べるよう支援する。そのために、設計から仕様書を書いて、その後グループワークとコミュニケーションを学ぶ機能を検討中である。やはり、この機能は、遠隔教育で支援できる部分と人がうまく介在した方が良い部分とがあり、この切分けをうまく考えて行きたい。19年度は、2年目でありソフトウエア開発を学ぶコンテンツにも取組み、実践的でWWWのデータやコンテンツの内容を充実し、WWW上のデータをアクセスしたトレース情報により学習者に対して、きめ細かいフォローができる遠隔教育システムの開発と実験に取り組んでいく。
すべて 2006
すべて 雑誌論文 (5件)
教育システム情報学会研究報告 Vol.20, No.6
ページ: 89-94
教育システム情報学会第31回全国大会講演論文集
ページ: 53-54
分散,協調とモバイル(DICOMO)シンポジウム論文集 Vol.2006
ページ: 517-520
ページ: 321-324
KES'2006, Knowledge-Based Intelligent Information and Engineering Systems 10th International Coference
ページ: 189-196