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2006 年度 実績報告書

国際標準化に向けたeラーニング品質保証査定方法と基準の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500738
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東洋大学

研究代表者

平田 謙次  東洋大学, 社会学部, 助教授 (80387084)

研究分担者 齊藤 貴浩  独立行政法人大学評価・学位授与機構, 評価研究部, 助教授 (50302972)
キーワードeラーニング / 品質保証 / 品質マネジメント / 品質メソッド / 品質メトリクス / 国際標準 / モデリング
研究概要

本課題は、eラーニングや遠隔教育の品質保証における査定方法および査定基準の記述データモデルを開発するとともに、国際的なレベルでの研究環境の下、国際標準化機構(ISO)を通じてその成果を国際的に普及することを目標とした。
本課題での主な活動は、eラーニングや遠隔教育を含めた学習技術に関する海外の標準化団体との共同プロジェクトとして進めてきた。具体的には、D-Learn(ドイツのeラーニング団体)およびEFQUEL(欧州のeラーニングの品質保証推進団体)およびKERIS(韓国の国立教育研究所)と共同研究をおこないながら、ISO/IEC-SC36(国際標準化団体 学習技術標準化委員会)との活動方針と連携させる形で進めた。
2006年度での成果としては以下の4つをあげるとともに、具体的な論文・報告書を追記しておく。1)研究代表者は、ISO/IEC-SC36での品質保証における査定方法および査定基準の記述モデル規格の開発責任者であるため、当該委員会を運営してきたことといえる。標準規格の作成に向けて年2回の総会と年2回の中間会議、メールでの討議を主導してきた。その結果、2)ISO/IEC-SC36ワーキングドラフト(WD)を7月に作成した。その後、議論し修正を重ね 3)ISO/IEC19796-3Quality management, assurance and metrics-Part3 Reference methods and metricsとして委員会ドラフト(CD)を11月に作成した。さらに、この委員会ドラフトは2月に投票がおこなわれ、140に及ぶ各国からの修正コメントが寄せられ、4)3月に修正コメントに対する修正案を作成した。
次年度は継続的に変更・修正をおこない、正式な成果としてISO規格に向けて、共同研究をおこなっていく。
研究論文としての成果
Hirata, K.,2006,Referenced Information Model of Quality Assurance Concept, and Methods in e-Learning. Proceedings of ITEM2006.
平田謙次,2006,スキルマネジメントに向けた能力情報のモデリング.教育システム情報学会大会論文誌

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公開日: 2008-05-07   更新日: 2016-04-21  

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