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2007 年度 実績報告書

ネットワーク実験室を用いた実験用eラーニング教材開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500750
研究機関岐阜工業高等専門学校

研究代表者

臼井 敏男  岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (20232829)

研究分担者 木下 祥次  岐阜工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (00089848)
キーワードeラーニング / 遠隔実験
研究概要

本ネットワーク実験室の特徴は,遠隔実験を容易に行い,必要に応じて測定パラメータを変更し,追加実験を可能とする点,および任意速度で再現実験を可能とする点である.本ネットワーク実験室をユビキタスな実験教材システムとするためには,認証されたユーザがクライアントPCから遠隔実験測定用プログラムをダウンロードし,本物の実験をユーザの設定した条件で行い,その実験データをアップロードする機能および,他のユーザの実験データを用いた再現実験を行うための実験データのダウンロードする機能等を管理するコンテンツ管理システム(CMS)の開発を必要とした.本年度は,平成18年度に開発したネットワーク実験室用コンテンツ(LEDのIV特性と発光特性の相関実験およびアバランシア降伏条件のような非可逆的実験等)を用いて,ネットワーク実験室用のCMSのプラットフォーム開発を行った.具体的には,CMSの処理負荷分散を図るために,コンテンツ情報を扱うWebサーバと遠隔実験プログラム,再現実験プログラム,及び実験データを扱うFTPサーバを構築した.なおWebサーバは,XOOPSを核とし同モジュールを利用し,クライアントの認証も行う仕組みとした.実験データは,計測データと顕微鏡映像や実験風景の映像データからなるため,ネットワーク実験用CMSへのアクセスに対するトラフィック状況の検証実験を行った.本実験コンテンツの映像は,動画ではなく,実験映像のJPEG画像のコマ送りによる擬似動画生成によるため,複数ユーザの同時アクセスによるトラフィック状況でも支障なく運用することを確認した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ネットワーク実験室を用いた実験用eラーニング教材開発2008

    • 著者名/発表者名
      臼井敏男
    • 雑誌名

      論文集「高専教育」 31

      ページ: 101,105

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ネットワーク実験室を用いたeラーニング教材開発2008

    • 著者名/発表者名
      臼井敏男
    • 雑誌名

      岐阜工業高等専門学校紀要 43

      ページ: 57,60

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ネットワーク実験室におけるコンテンツ管理システム開発2008

    • 著者名/発表者名
      臼井敏男
    • 雑誌名

      情報処理教育・研究報告 35

      ページ: 23,28

  • [学会発表] ネットワーク実験室用コンテンツ管理システムの開発2008

    • 著者名/発表者名
      北村隆光
    • 学会等名
      第55回応用物理学関係連合講演会
    • 発表場所
      日本大学理工学部船橋キャンパス
    • 年月日
      2008-03-28

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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