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2008 年度 実績報告書

オープンソースLMSを利用したWBT英語教材開発と評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500753
研究機関島根大学

研究代表者

岩田 淳  島根大学, 医学部, 教授 (00280438)

キーワード教育工学 / 英語教育 / WBT / TBLT / オープンソース
研究概要

本研究課題では、下記の2点に関する実践研究を行うことを目的としている。
1、学習タスクを中心とする語学学習理論(TBLT)を導入した学習デザイン設定により、英語コミュニケーション能力育成を目指したWeb-Based Teaching(WBT)教材開発を行い、授業での運用により評価を行う。
2、開発や運用面でのコストを考慮し、オープンソースのラーニングマネジメントシステムならびにオープンソースの教材作成ツールを利用し、汎用的英語学習コンテンツの共有と共同開発を実現するツールとしての効果や問題点を抽出する。
上記の目的を達成するために、平成20年度は次の研究実践を行なった。(1)前年度の研究結果、学習評価の分析結果をもとにインストラクショナルデザイン、レイアウト、インターフェイスを改善し、教材の修正、追加(ESP教材等)を行った。学習評価については開発した知覚的評価指標(Perceptual Masure)を用いて検証し、TBLT、WBTの有効性を確認でき、ESP領域での応用が今後の課題との認識を得た。(2)オープンソースのLMS、教材開発エディターの利用により、教材開発を行い、コンテンツ共有、共同開発における利点と改善すべき点を抽出できた。LMSについては、教材作成や共有を容易にするモジュール開発の必要性が確認された。(1)、(2)の成果については、CALL研究の国際学会(WorldCALL2008、EuroCALL2008)で成果発表を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Using a perceptual measure to evaluate students' acceptance of digitally created English learning content2008

    • 著者名/発表者名
      Jun Iwata
    • 雑誌名

      WorldCALL 2008 Proceedings d-091-g-051

      ページ: d-119

    • 査読あり
  • [学会発表] Evaluating Students Acceptance of Web-based Content. by Usinga Perceptual Measure2008

    • 著者名/発表者名
      Jun Iwata
    • 学会等名
      EuroCALL 2008
    • 発表場所
      セーケシェフェヘールバール市(ハンガリー)
    • 年月日
      2008-09-05
  • [学会発表] The First Steps in Creating a Research Culture : Use a LearningManagement System Glossary Tool?2008

    • 著者名/発表者名
      Jun Iwata
    • 学会等名
      EuroCALL 2008
    • 発表場所
      セーケシェフェヘールバール市(ハンガリー)
    • 年月日
      2008-09-03
  • [図書] 大学の英語教育を変える-コミュニケーシヨンカ向上への実践指針-2008

    • 著者名/発表者名
      山地弘起編著(岩田淳, 他8名著)
    • 総ページ数
      217
    • 出版者
      玉川大学出版

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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