環境変化とクラゲ類の大量発生メカニズムとの関連

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18510007
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 環境動態解析
• 研究機関: 東京海洋大学
• 研究代表者: 石井 晴人 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教 (30251680)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• キーワード: クラゲ / 環境変動 / 東京湾 / ポリプ / 食物連鎖 / 大発生 / 貧酸素水塊 / 付着生物

研究概要

ミズクラゲの大量発生と環境変動との関連性を調べた結果、海域の富栄養化とそれに伴う貧酸素水域の拡大および餌生物の小型が大きく影響していることが判明した。また、人工構造物の増加もポリプの生育に大きく貢献していることが明らかとなった。

研究成果

• [雑誌論文] Effects of low dissolved oxygen on planula settlement and poly growth and asexual reproduction of Aurelia aurita (2008)
  • 著者名/発表者名: H. Ishii, T. Ohba and T. Kobayashi
  • 雑誌名: Plankton Benthos Res 3 ページ: 107-113
  • 査読あり
• [雑誌論文] Respiration rates and metabolic demands of Aurelia aurita in Tokyo Bay with special reference to large medusae (2006)
  • 著者名/発表者名: H. Ishii and F. Tanaka
  • 雑誌名: Plankton Benthos Res 1 ページ: 64-67
  • 査読あり
• [学会発表] Seasonal changes on the density of Aurelia aurita polyps in the innermost part of Tokyo Bay (2007)
  • 著者名/発表者名: H. Ishii, K. Katsukoshi
  • 学会等名: 2^<nd> International Jellyfish Blooms Symposium
  • 年月日: 20070000
• [図書] 海洋プランクトン生態学-微小生物の海 (2008)
  • 著者名/発表者名: 石井晴人・秋保太郎・松田宗平
  • 総ページ数: 194-217
  • 出版者: ゼラチン質プランクトン