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2008 年度 自己評価報告書

沿岸微地形の特徴からヨシ原の生態系機能を評価する試み

研究課題

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研究課題/領域番号 18510026
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境影響評価・環境政策
研究機関独立行政法人国立環境研究所

研究代表者

矢部 徹  独立行政法人国立環境研究所, 生物圏環境研究領域, 研究員 (50300851)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワードヨシ原 / 沿岸微地形 / HGMアプローチ / 水位 / 栄養塩環境
研究概要

沿岸帯における植生構造は本来、河川の氾濫など不定期な攪乱により維持されてきた。一方で人間生活の安全と快適のためになされた治水・利水や水資源管理の代償として、自然撹乱は減少、植生遷移が進行し、ヨシ原を始めとした沿岸固有の生態系は衰退しつつある。本研究では、現在の水位管理されたヨシ原生態系においては、(1)地盤高や澪筋、岬や湾、といった沿岸微地形の特徴が沿岸における水供給に大きな影響を及ぼし、(2)それが現在の沿岸ヨシ群落の維持とその生態系機能を決定する大きな要因になっている、という二つの仮説をたて、それらを主に霞ヶ浦沿岸帯における野外モニタリングと実験圃場における実証実験によって明らかにすることを試みている。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 河川の水質形成と集水域の土地利用形態との関係2009

    • 著者名/発表者名
      石井裕一, 北村立実, 渡邊圭司, 小松伸行, 天野佳正, 矢部 徹
    • 雑誌名

      日本水環境学会誌 32

      ページ: 139-146

    • 査読あり
  • [学会発表] 霞ヶ浦における湖岸地形および波浪と植生帯規模に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      天野佳正, 矢部徹, 田中亘, 石井裕一, 冨岡典子
    • 学会等名
      日本陸水学会第73回大会, 札幌
    • 発表場所
      日本陸水学会第73回大会講演要旨集, 143
    • 年月日
      20081010-13
  • [学会発表] 立本英機(2008)谷津干潟のグリーンタイドに関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      矢部 徹, 石井裕一, 天野佳正
    • 学会等名
      日本陸水学会第73回大会, 札幌
    • 発表場所
      日本陸水学会第73回大会講演要旨集, 143
    • 年月日
      20081010-13
  • [学会発表] 霞ヶ浦流入河川における栄養塩類負荷特性2008

    • 著者名/発表者名
      石井裕一, 山本麻美子, 北村立実, 小松伸行, 渡邊圭司, 根岸正美, 天野佳正, 矢部 徹
    • 学会等名
      第42回水環境学会, 名古屋
    • 発表場所
      第42回日本水環境学会年会講演要旨集, 429
    • 年月日
      20080319-21
  • [学会発表] 異なる地理的スケールでの湖岸地形と植生の関係探索2008

    • 著者名/発表者名
      天野佳正, 矢部徹, 田中亘, 冨岡典子, 林誠二, 石井裕一, 野原精一, 松重一夫, 今井章雄
    • 学会等名
      第42回水環境学会, 名古屋
    • 発表場所
      第42回日本水環境学会年会講演要旨集, 443
    • 年月日
      20080319-21
  • [学会発表] 霞ヶ浦エコトーンにおける水移動と栄養塩の供給に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      冨岡典子, 矢部徹, 野原精一, 林誠二, 松重一夫, 今井章雄
    • 学会等名
      第41回水環境学会, 大阪
    • 発表場所
      第41回日本水環境学会年会講演要旨集, 120
    • 年月日
      20070315-17
  • [図書] 陸水の辞典(日本陸水学会編著)2006

    • 著者名/発表者名
      矢部 徹(共著)
    • 総ページ数
      574
    • 出版者
      講談社サイエンティフィク

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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