研究課題
基盤研究(C)
1.ピエゾケーブルを使用したひずみモニタリング方法の研究ピエゾケーブルを利用したひずみ測定方法を開発した。従来の「ひずみゲージ」が抵抗線を利用したのに対して、本研究で開発した方法は、ピエゾケーブルをゲージ素線として利用した。実験結果から、ピエゾケーブルをひずみゲージと同じようにしてひずみ測定ができることが判明した。(機械学会、非破壊検査協会発表)2.ピエゾケーブルを用いた自動車用ハブボルトの軸力検出モニタリング本研究は、自動車のハブボルトの軸力検出にピエゾケーブルを利用した研究である。すなわちハブボルトにピエゾケーブルを挿入し、ハブボルトの軸力を検出する事ができることを実験的に明らかにした。(機械学会、非破壊検査協会発表)3.プラント用フランジ継ぎ手へのピエゾフィルムを利用したひずみモニタリング法の研究化学プラントに多数使われているフランジ継手への応用研究である。継手部の締結強度の信頼性を、ピエゾフィルムを用いてモニタリングする。フランジの締結部へ、ピエゾフィルムをはさみ締結強度をピエゾフィルムの圧電性から検出する。実験結果からフランジの締結強度をピエゾフィルムを利用することにより可能であることがわかった。4.ピエゾケーブルを利用したボルト継手の締結健全性モニタリング方法ボルト継手の締結強度のモニタリングにピエゾケーブルを用いた研究である。せん断継手、引張継手の2種類のボルト継手に応用し、締結強度を部分的に検出する事がわかった。
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非破壊検査 Vol.56,No.3
ページ: 149-154
東京工業高等専門学校, 研究報告書 Vol.38,No.2
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Journal of Japan Society of Nondestructive Inspection. Vol.56, No.3
The Research Bulletin of Tokyo National Collage of Technology Vol.38, No.2