• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

韓国における高齢期ライフスタイルの変容

研究課題

研究課題/領域番号 18510215
研究機関大阪教育大学

研究代表者

小林 和美  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90273804)

キーワード高齢化 / 韓国 / ライフスタイル / 社会学
研究概要

本研究は、韓国社会における高齢期のライフスタイルの変容の動向を、アジア諸社会の動向のなかに位置づけることをめざすものである。本年度は、高齢者の生活実態や生活意識を質的に把握するための高齢者にたいするインタビュー調査を中心に、関連資料の収集、データ整理などをおこなった。
1 高齢者へのインタビュー調査:韓国大田広域市の儒城区総合福祉センターを拠点に、この地域に居住する高齢者に対し、家族関係・日常生活・社会的支援の実態やこれらに対する意識についてのインタビュー調査をおこなった。インタビュー内容は、調査対象者の承諾を得た上で録音し、テープ起こしをおこなった。これにより、高齢者の多様な生活相を、高齢者自身の語った言葉を通して把握することのできるデータを得ることができた。
2 高齢者関連施設等の調査:インタビュー調査のなかで調査対象者が言及した高齢者関連施設を中心に調査をおこなった。総合福祉センターにおいて高齢者向けに提供されているサービスの概況について調査するとともに、デイケア・サービスの参与観察調査をおこなった。また、低所得者向けの入居施設(療養院など)を訪問し、施設や日課等を見学するとともに、職員への聴き取り調査をおこなった。市内の公園や敬老堂など、高齢者の集まる場所での観察調査もおこなった。インタビュー調査の内容を分析するための背景となる情報を収集することができた。
3 文献資料の収集:韓国およびアジア地域の高齢者・家族・社会福祉サービスに関連する図書・論文等を収集した。
4 研究発表:本研究の中間報告として、社会政策学会第115回大会の「東・東南アジアの家族と社会的ネットワーク」分科会において、「韓国における高齢者の生活」と題する研究報告をおこなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 韓国における高齢者の生活2007

    • 著者名/発表者名
      小林 和美
    • 学会等名
      社会政策学会 第115回(2007年秋季)大会
    • 発表場所
      龍谷大学 深草キャンパス
    • 年月日
      2007-10-13

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi