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2008 年度 実績報告書

韓国における高齢期ライフスタイルの変容

研究課題

研究課題/領域番号 18510215
研究機関大阪教育大学

研究代表者

小林 和美  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (90273804)

キーワード高齢化 / 韓国 / ライフスタイル / 社会学
研究概要

本年度は、昨年度までに収集した量的・質的データの整理・分析をおこない、韓国国内におけるソウルと大田の高齢期のライフスタイルの特徴の位置づけ、韓国全体の動向、アジア地域のなかでの韓国の動向について検討した。
1.昨年度までにおこなったソウルと大田での現地調査(高齢者へのインタビュー調査、高齢者関連施設等での聴き取り調査)の整理・分析をおこない、韓国の高齢者の多様な生活相を紹介するための資料を作成した。高齢者の家族関係・日常生活・社会的支援の実態やこれらに対する意識について、高齢者自身やその支援者たちの声を通して紹介するようにした。経済・社会階層による差異の大きさを改めて確認するとともに、宗教関連団体の果たす役割の大きさも確認できた。
2.「生活時間調査」、「社会統計調査」などの統計資料を用いて、現地調査で収集したデータの位置づけについて検討するとともに、韓国全体の動向把握と日韓比較をおこなうための基礎統計資料を作成した。
3.韓国およびアジア地域の高齢者・家族・社会福祉サービスに関連する図書・論文等を収集し、アジア地域のなかでの韓国の動向について検討した。アジア地域では、高齢者ケアの分野で外国人労働者の労働力利用が目立っており、韓国についてもその実態を把握する必要があることがわかった。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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