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2006 年度 実績報告書

「パンチャシラ」国学原理の「地域原理」としての再生への模索

研究課題

研究課題/領域番号 18510220
研究種目

基盤研究(C)

研究機関国士舘大学

研究代表者

玉木 一徳  国士館大学, 文学部, 教授 (00207226)

研究分担者 山崎 功  佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (60267458)
キーワードパンチャシラ / 東南アジア / 地域秩序 / 国際貢献 / 地域統合 / 政治学 / 東洋史
研究概要

1.冷戦後の東南アジア地域秩序の模索
東南アジア地域は、とくに冷戦後、新たな地域秩序の形成を求められている。地域秩序形成には、米国などの域外大国も関与している。大国による秩序は、パワーによって形成される傾向がある。他方、大国ではない東南アジア諸国(ASEAN)諸国は、パワーに依拠して秩序を形成する能力はないし、その意図もない。ASEAN諸国は、地域の秩序原理によって地域秩序を形成しようとしている。本研究は、その土着原理の核となりうるものとして、パンチャシラに注目した。
2.18年度の研究概要
18年度には、(1)パンチャシラの歴史的再検証、(2)パンチャシラの地域的広がり、を検討するために調査・研究を実施した。具体的には、官公庁や軍関連の機関などが発行した関連資料の収集、パンチャシラに関する現地シンポジウムの資料等を収集した。
また、パンチャシラの地域的広がりを調査するために、各国アーカイブスや、東南アジア研究所(ISEAS)等で資料調査・収集等を実施した。
3.18年度の課題
パンチャシラ関連の資料は、膨大な量がある。18年度においては、とくに地域的広がりに関連した資料の収集と整理がさらに必要となった。19年度には、域内各国のパンチャシラ関連資料の解析と整理を行い資料目録などの形で資料集成をも実施する。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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