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2008 年度 実績報告書

未婚女性の将来不安の克服に向けた新しい家族とシティズンシップに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18510230
研究機関大阪大学

研究代表者

牟田 和恵  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80201804)

研究分担者 岡野 八代  立命館大学, 法学部, 教授 (70319482)
キーワードジェンダー / 貧困の女性化 / 未婚女性 / シティズンシップ / 親密圏 / レズビアン
研究概要

最終年度である平成20年度は、主として、次の2つの研究成果出版ためのまとめの作業を行った。
(1)牟田和恵編著『「家族」を超える社会学』(平成21年6月新曜社より刊行予定)
平成19年度日本家族社会学会大会において開催した、大会シンポジウム「家族のオルタナティブ」およびテーマセッション「家族/非家族を問う-つながりの根拠を問う」での報告、およびインターネット未婚女性調査と海外で働く日本女性調査をもとに、研究会を重ね、論文編著として構成、出版の運びとした。本書は、未婚化等の進行で女性の将来不安の高まる中で、新たな生きる基盤を作りだそうとする女性たち自身の試みと実践とを理論的・経験的に探りだし、新たな提言を行ったものである。
(2)Eva Kittay, Love's Labor Routledge,1999.翻訳書出版
依存労働とケアを核とした関係性についてフェミニスト思想に基づいて画期的な論考を展開している同書について、研究会を重ねながら翻訳を進行させ、研究協力者である岡野八代と研究代表者牟田和恵の監訳により、『愛の労働』として、白澤社より平成21年10月刊行予定。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 家族の時間・家族のことば--政治学から/ 政治学への接近の可能性2009

    • 著者名/発表者名
      岡野八代
    • 雑誌名

      現代思想 37巻2号

      ページ: 180-199

  • [雑誌論文] フェミニズムおける公共性「問題」2008

    • 著者名/発表者名
      岡野八代
    • 雑誌名

      立命館法学 第6号(316号)

      ページ: 38-61

  • [雑誌論文] 尊厳と二四条の可能性」2008

    • 著者名/発表者名
      岡野八代
    • 雑誌名

      法の理論 第27号

      ページ: 53-75

  • [学会発表] Gender and the de-politicization of war memories in Japan2008

    • 著者名/発表者名
      Muta, Kazue
    • 学会等名
      World Women's Conference
    • 発表場所
      Universidad Complu tense Madrid
    • 年月日
      2008-07-09
  • [学会発表] Post-colonialism and Gender in Japan2008

    • 著者名/発表者名
      Okano, Yayo
    • 学会等名
      World Women's Conference
    • 発表場所
      Universidad Complutense Madrid
    • 年月日
      2008-07-09
  • [図書] ジェンダースタデイーズヘの招待2009

    • 著者名/発表者名
      牟田和恵(編著)
    • 総ページ数
      250
    • 出版者
      大阪大学出版会

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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