研究課題/領域番号 |
18520012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
望月 太郎 大阪大学, 大阪教育実践センター, 教授 (50239571)
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研究分担者 |
松河 秀哉 大阪大学, 大阪教育実践センター, 助手 (50379111)
須藤 訓任 大阪大学, 大学院文学研究科, 教授 (50171278)
荻原 哲 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (30169221)
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キーワード | クリティカル・シンキング / 議論法 / レトリック / 哲学教育 / 論理学 / 評価 / 科学的思考 / 批判理論 |
研究概要 |
1)クリティカル・シンキング(Critical Thinking : CT)の標準理論を形成するために、CTの教育実践に関して進んでいる英語圏のみならず、仏語圏、独語圏における研究と教育実践についての資料を収集した。また国内におけるCTの研究と教育実践についても資料を収集、調査を行った。 2)大阪大学の全学共通教育において、CTを内容とする講義(2学期 専門教育基礎科目 哲学基礎B・担当 望月)と演習(2学期基礎ゼミ「クリティカル・シンキングの技法」・担当 荻原、望月)を行った。授業においては、Web-CTを利用し、またとくに基礎ゼミの授業では学生のプレゼンテーションをビデオ録画してフィードバックを図った。 3)望月が、ユネスコ会館(パリ)で催された国際学会(Colloque sur 《Nouvelle Pratique Philosophique》 a l'UNESCO,15-16 novembre 2006)で発表した。題目は、L'enseignement de la pensee critique a l'universite japonaiseであり、対話的議論法(argumentation dialogique)について扱った。 4)荻原と望月が、シンガポール国立大学(NUS)におけるCTの教育実践を視察し、またマレーシア科学大学(USM)でCTの教育実践についてのセミナーを行う(3月19日〜25日)。
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