研究課題
基盤研究(C)
本研究では、数学や論理学において「構成主義」として知られる立場を、哲学的・歴史的に特徴づけること、特に、「構成」概念を概念的・哲学的に捉え直すことを試みた。その結果、通常フレーゲ的プラトニズムとして知られる立場にも強い構成主義的傾向が窺えること、ブラウワーの直観主義が、脱神秘主義化可能であり、一つの数学の哲学として理解可能なこと、そして、構成主義が単に理論的な側面だけでなく、言語への見方を含めたより広い文脈の下でしか「構成的」とは評価できないことを明らかにした。
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現代思想 2008年11月号
ページ: 163-173
現代思想 2月臨時増刊vol.35-3
ページ: 138-148
生田哲学 第11号
ページ: 34-45
Annals of the Japan Association for Philosophy of Science Vol.13
ページ: 29-40