研究課題
基盤研究(C)
本研究ではデーヴィッド・ヒュームの認識論と道徳理論の関係を解明した。私はヒュームの抽象観念論、空間時間論、因果論、外的物体論を公共性の形成に向かう理論として解釈した。さらにシンパシーの原理が社交的世界と、事物の所有の制度、正義と政府を形成へと展開する目的論的体系を形成していることを論証した。本研究はヒュームの認識論の解明を通して、ヒュームにおける道徳的規範性の根拠が公共性を形成する知覚の連合にあることを論証した。
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哲学(日本哲学会) 第61号
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人文科学研究(国際基督教大学キリスト教と文化研究所) 第41号
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敬和学園大学研究紀要 第18号
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