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2008 年度 研究成果報告書

『論語義疏』古抄本の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18520039
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 中国哲学
研究機関実践女子大学

研究代表者

影山 輝國  実践女子大学, 文学部, 教授 (50152608)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード論語義疏 / 皇侃 / 抄本 / 中国哲学 / 根本遜志 / 六朝義疏学 / 経学
研究概要

現存する『論語義疏』抄本の所在を調査した結果、35種の抄本が確認できた(この他、4~8種のどうしても行方が判らない抄本がある)。所在の判明した35種の抄本を用いて、定本と校勘記を作成中である。(その成果の一部は発表済み)
また、それらの抄本の中でも最も詳細に訓点が施され、筆写者や来歴経緯がはっきりしている「大槻本」の翻刻訓読を試みて、文明十九(1487)年当時の訓読の様態を明らかにしつつある。(その成果の一部も発表済み)
さらに、「大槻本」その他の抄本に附される訓点や注記を参考にして、『論語義疏訳注』を作成予定である。
パリのフランス国立図書館に唐代に書かれた『論語義疏』が所蔵される。これを実見して、いままで不明確であった敦煌本の実態を明らかにし得た(詳細は後日発表予定)。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 翻刻『論語義疏』(大槻本)-何晏集解序疏-2009

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 雑誌名

      実践国文学 第75号

      ページ: 76-89

  • [雑誌論文] 翻刻『論語義疏』(大槻本)-皇侃自序-2008

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 雑誌名

      実践国文学 第74号

      ページ: 8-109

  • [雑誌論文] 論語義疏十巻旧抄本2008

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 雑誌名

      アジア遊学 111号

      ページ: 208-211

  • [雑誌論文] 『論語義疏』校定本及校勘記-何晏集解序疏2007

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 雑誌名

      実践女子大学文芸資料研究所『年報』 第26号

      ページ: 1-23

  • [学会発表] 評儒蔵本『論語義疏』2008

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 学会等名
      後漢経学研究会
    • 発表場所
      二松学舎大学
    • 年月日
      2008-03-31
  • [学会発表] 『論語義疏』をめぐる諸問題2006

    • 著者名/発表者名
      影山輝國
    • 学会等名
      日本中国学会第58回大会
    • 発表場所
      大東文化大学
    • 年月日
      2006-10-08

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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