研究課題/領域番号 |
18520058
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
宮本 要太郎 関西大学, 文学部, 准教授 (10312779)
|
研究協力者 |
永岡 崇 大阪大学, 大学院文学研究科, 特別研究員(DC1)
中西 尋子 関西学院大学, 非常勤講師
福嶋 信吉 昭和大, 非常勤講師
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
キーワード | 宗教学 / 聖伝論 / 教祖研究 |
研究概要 |
新宗教教団が成立する上で「教祖」の創出はしばしば決定的に重要であり、その契機の一つが教祖伝である。教祖は民衆に新しい宗教的世界を開示するが、それが可能なのは教祖を中心とする「記憶の共同体」が存続するからであり、その意味でも「集合的物語」としての教祖伝の意義は大きい。教祖伝において後継者がどのように描かれているかは、教祖伝に内在する政治的力学を解明する上で重要だが、教祖伝の内容とは別に、それ自体の執筆、編纂、ならびに刊行をめぐる経緯も、教団の政治性を克明に物語る。
|