1大江匡房著作『江都督納言願文集』『続本朝往生伝』『本朝神仙伝』、あるいは『本朝続文粋』『朝野群載』『本朝文集』所載の匡房撰述作品を、コンピュータに入力しテキストデータ化した。 2国立歴史民俗博物館蔵『江都督納言願文集』古写本なとの閲覧・撮影を行った。 3大江匡房作品の訳註作成を、若手研究者や大学院生とともに開始した。 4註釈研究に必要な図書・辞書類を購入し、参考文献を複写した。 5大江匡房関連資料の調査、あるいは実地踏査のため、国内外を調査した。 6大江匡房の業績を国内外に認知させるため、以下の講演・学会発表を行った。 ○「八幡信仰史上における大江匡房」全国八幡宮連合第52回総会於石清水八幡宮青少年文化体育研修センター2006.6.17→『講演集』第32輯pp1-20全国八幡宮連合総本部2006.9.1 ○「自讃の文学-大江匡房の自作四十九日願文を中心に-」国際シンポジウム「世界における日中文化と文学」(基調講演)於中国長春市東北師範大学2006.9.1 ○「名は宋朝にほとばしる-大江匡房の対外意識-」「ブックロードと文化交流-日本漢文学の源流-」国際学術シンポジウム於中国杭州市華北賓館2006.9.16 ○「平安朝漢文学における茅山の形象」早稲田大学日本宗教文化研究所・江浙工商大学日本文化研究所交流協定締結記念シンポジウム「神仙伝・高僧伝の流伝と展開」於中国杭州市浙江工商大学2006.12.15
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