研究課題
基盤研究(C)
明末の陳思、清代初期の常志美、舎起霊などによって山東地方に広められたイスラーム教学はイスラーム法学や神学よりも倫理的完成を目指すスーフィズムの学習に重点が置かれていた。スーフィズム重視の傾向は1949年の共産党中国設立まで続いていた。そこで山東省のイスラーム関係文物にのこるスーフィズムの遺跡を調査し、山東地方につたわったスーフィズムの実態をさまざまな角度から解明しようとする研究である。
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聖トマス大学論叢サピエンチア 43
Sufism(Routledge, London) vol.II
英知大学論叢サピエンチア 41号