研究課題
基盤研究(C)
本研究は、大正期の民間楽団の演奏実態を現存資料によって明らかにしようとするものである。新資料を入手・検討した結果、明治期に紹介されたクラシック系楽曲をベースとして、大正期には船の楽団によってもたらされたマーチやサロン風楽曲が大量にレパートリーに加わり、昭和初期にジャンルが分化していく傾向がつかめた。演奏者は、東洋音楽学校卒業生・三越少年音楽隊等、民間で音楽を教授された者が主体であった。
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『お茶の水音楽論集』 特別号
ページ: 363-373
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006607106