米国大学図書館における日本語蔵書史の調査、及びその情報の利用、共有化についての研究

2008 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 18520118
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 日本文学
• 研究機関: 早稲田大学 (2007-2009); 信州大学 (2006)
• 研究代表者: 和田 敦彦 早稲田大学教育, 総合科学学術院, 教授 (90283225)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2009
• キーワード: 出版 / 蔵書史 / 日米関係 / 読書論

研究概要

本研究は、米国内における日本語蔵書の形成、及びその変化について歴史的に解明することを目的とする。また、それとあわせて、蔵書形成、変化の歴史を明らかにする資料の収集、整備、保存と公開、共有を促進する。

研究成果

• [雑誌論文] 日米関係史の中の図書館 (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 雑誌名: 環 15号 ページ: 204-209
• [雑誌論文] 植民地の「舞踏会」戦時期の芥川翻訳プロジェクトに関して (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 雑誌名: 国文学 53巻3号 ページ: 116-124
• [雑誌論文] 発信される日本KBS文書のリテラシー史的意味 (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 雑誌名: リテラシー史研究 1号 ページ: 33-46
• [雑誌論文] 流通・所蔵情報をとらえる文学研究へ米議会図書館所蔵の占領期被接収文献について (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 雑誌名: 日本文学 57巻1号 ページ: 56-67
  • 査読あり
• [雑誌論文] プランゲ文庫をめぐるアメリカ図書館の争奪戦 (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 雑誌名: インテリジェンス 10号 ページ: 4-11
• [学会発表] 「リテラシー史料の保存・調査を生かす教育・研究プログラム」(改造研究会改造社を中心とする20世紀日本のジャーナリズムと知的言説をめぐる総合的研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 学会等名: 第10回研究集会
  • 発表場所: 於慶応大学
  • 年月日: 2009-02-11
• [学会発表] Understanding the Histories of Book Collections : Its Method, Significance, and Potential (2008)
  • 著者名/発表者名: Atsuhiko Wada
  • 学会等名: NCC, The North American Coordinating Council on Japanese Library Resources
  • 年月日: 20080400
• [学会発表] 書物という架け橋角田柳作と早稲田大学図書館 (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 学会等名: 第10回図書館総合展
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2008-11-26
• [学会発表] 明治期書店史料へのアプローチ高美書店のケースから (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 学会等名: 日本出版学会歴史部会
  • 発表場所: 日本エディタースクール
  • 年月日: 2008-10-03
• [学会発表] アメリカの日本語蔵書史から見えるもの日本の書物をめぐる人・組織・制度 (2008)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 学会等名: 経済資料協議会
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2008-06-03
• [学会発表] アメリカにおける日本学の形成と角田柳作 (2007)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 学会等名: シンポジウム角田柳作
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2007-10-30
• [図書] 書物の日米関係リテラシー史に向けて (2007)
  • 著者名/発表者名: 和田敦彦
  • 総ページ数: 405
  • 出版者: 新曜社