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2008 年度 実績報告書

戦前期の『校友会雑誌』にみる文芸活動と学校文化に関する調査と総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18520128
研究機関学習院大学

研究代表者

斉藤 利彦  学習院大学, 文学部, 教授 (20178495)

研究分担者 市山 雅美  湘南工科大学, 工学部, 専任講師 (50410030)
キーワード校友会雑誌 / 文芸活動 / 旧制中学校 / 学校文化 / 誌面 / 編集方針 / 執筆者 / 編集方針
研究概要

当初の研究計画に即して、全国の旧制中学校(新制高校)に、『校友会雑誌』の所蔵状況等に関するアンケート調査を行い、回答を回収した。
対象としたのは、戦前期に設立された旧制中学校のうち700校であり、回答を得たのは323校である。
回収率は、46.1%となった。アンケート内容は、以下の項目にわたっている。
1.戦前期における『校友会雑誌』の刊行の有無
2.刊行していた場合の、『校友会雑誌』の名称とその変遷
3.創刊の年度
4.現在の所蔵の有無と、その号数
5.他の所蔵場所の有無
その中で、戦前期に『校友会雑誌』を刊行していたとの回答を得た校数は216校、刊行なしと回答した校数86校、不明とした校数17校であった。それらのデータを分析し、また収集・閲覧した『校友会雑誌』の内容の検討を行ない、次の項目に沿って比較分析を進めた。
a.どのような誌面の構成が行なわれていたのか、
b.各欄および各項目の名称とその変化
c.編集方針と、文芸等の原稿を採用・掲載する条件
d.執筆・寄稿者とその推移
それらの分析結果を、斉藤・市山の共著による「旧制中学校における校友会雑誌の研究」(『東京大学大学院教育学研究科紀要第48巻』2009年3月)にまとめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 旧制中学校における校友会雑誌の研究2009

    • 著者名/発表者名
      斉藤利彦, 市山雅美
    • 雑誌名

      東京大学大学院教育学研究科紀要 第48巻

      ページ: 435-461

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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