研究課題
基盤研究(C)
本研究では、占領期日本における文学研究の一環として、総合雑誌・文芸雑誌を中心に、この時期の雑誌全般に焦点をあてた。三年間の研究を通じて、第一に雑誌において行われた占領期の検閲の実態を調査すること、第二にそこで得られたデータをもとに、作家・作品とメディア・編集者・出版社との相互関連性を総合的に解明することを目的とし、その結果、GHQ/SCAPの検閲と占領期の文学の状況を立体的に浮かび上がらせる基盤を整備した。成果の一部は、『占領期雑誌資料大系 文学編』全5巻(岩波書店、2009-10年)に示される予定である。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
比較文学研究 第92号
ページ: 5-17
Intelligence 8号
ページ: 4-11
松本清張研究 8号
ページ: 38-63
横光利一の文学世界
ページ: 130-141
カノン形成・ジェンダー・メディア(日本語書名),New Horizons in Japanese Literary Studies:Canon Formation,Gender,and Media(英語書名)
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