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2008 年度 研究成果報告書

十八世紀イギリスにおける美学イデオロギーの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18520165
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関山形大学

研究代表者

大河内 昌  山形大学, 人文学部, 教授 (60194114)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード美学 / イデオロギー / 道徳哲学 / ロマン主義 / 感傷主義 / 感受性 / 政治経済学
研究概要

本研究は、18世紀イギリスの道徳哲学、政治経済学、小説、ロマン主義の詩や詩論といった多様な言説の中に存在する、美学のイデオロギー的性格を明らかにした。この時代の美学や倫理学の中心概念である「道徳感情」や「共感」が、当時の政治的・社会的状況が内包していた問題を想像的に解決するためのイデオロギーとして生成された過程を分析し、またそれらが文学的な言説の中にいかに取り込まれ、広まっていったかを解明した。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 商業社会における「英雄的主題」2008

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      『序曲』におけるワーズワスの記憶術『英文学研究』 第85巻

      ページ: 43-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 家庭小説とゴシック小説-オースティンはラドクリフの何を恐れたのか2008

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      ジェイン・オースティン研究 第2号

      ページ: 125-130

  • [雑誌論文] 崇高美学の楽しみ2008

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      日本ジョンソン協会年報 第32号

      ページ: 6-9

  • [雑誌論文] シャフツベリーにおける美学と批評2007

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      未分化の母体-十八世紀文学論集(千葉豊、能口盾彦、干井洋一(編))(英宝社)

      ページ: 21-39

  • [雑誌論文] ロマン主義研究と批評理論2007

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      英語青年 第153巻第1号

      ページ: 2-4

  • [雑誌論文] 美学イデオロギー--シャフツベリーからコールリッジへ2007

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      学位論文(博士)東北大学

  • [雑誌論文] リチャードソンと道徳哲学2006

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 雑誌名

      山形大学大学院社会文化システム研究科紀要 第3号

      ページ: 23-33

    • 査読あり
  • [学会発表] 8世紀小説における想像力と財産2007

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 学会等名
      日本オースティン協会第1回大会シンポジアム「世紀が変わる、小説が変わる」
    • 発表場所
      明治学院大学
    • 年月日
      2007-06-30
  • [学会発表] ピクチャレスクの主体-18世紀の風景美学とゴシック小説の空間表象2007

    • 著者名/発表者名
      大河内昌
    • 学会等名
      日本英文学会第79回大会シンポジアム「空間表現の英文学-「旅立ち」と「到着」の謎(エニグマ)」
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2007-05-19

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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