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2008 年度 研究成果報告書

「部屋」のトポス - ローベルト・ムージルと崩壊期のハプスブルク帝国の文化

研究課題

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研究課題/領域番号 18520178
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

赤司 英一郎  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80222511)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード独文学
研究概要

十九世紀末から二十世紀初めにかけてのハプスブルク帝国における「部屋」のトポスについて研究することで、この多民族国家において他者からの分離と孤立の度を深めていった人々および個人にとっての心理的避難所として機能した「部屋」のはたらきを明確にするとともに、そのような内部としての「部屋」と外部にいる他者との関係をあらたに見直し、その当時に表された作品と作者と社会とをむすぶ糸について新しい見解を提示した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2009 2008 2007 2006 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 都市ウィーンとアドルフ・ロース、多文化空間としての都市-多文化教育の教材として2009

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎
    • 雑誌名

      平成20年度東京学芸大学重点研究費研究報告書

      ページ: 45-74

  • [雑誌論文] 冬ソナとトニオ・クレーゲル2009

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎
    • 雑誌名

      ラテルネ 第101号

      ページ: 21-23

  • [雑誌論文] 崩壊期のハプスブルク帝国の首都ウィーンにおける関係性の変遷について-シュニッツラーの三つの作品に照らして-2008

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎
    • 雑誌名

      世界文学 第108号

      ページ: 7-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] (書評)原研二著『物語と不在-十九世紀オーストリア小説とムージル』2006

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎
    • 雑誌名

      ドイツ文学 第130号

      ページ: 239-241

    • 査読あり
  • [学会発表] ウィーンとドイツ文学2007

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎
    • 学会等名
      世界文学会、シンポジウム都市と文学
    • 発表場所
      青学会館
    • 年月日
      2007-12-25
  • [図書] ムージル伝記1(カール・コリーノ著)2009

    • 著者名/発表者名
      早坂七緒、北島玲子、赤司英一郎、堀田真紀子、渡辺幸子
    • 総ページ数
      339-430
    • 出版者
      法政大学出版局
  • [図書] 多言語多文化社会へのまなざし-新しい共生への視点と教育-2008

    • 著者名/発表者名
      赤司英一郎、李修京、石木隆治、稲見正浩、荻野文隆、加藤登美子、川崎誠司、木村守、久邇良子、斎藤一久、齋藤ひろみ、菅美弥、諏訪部浩一、林邦夫、藤井健志、藤井穂高、松岡榮志、吉野晃
    • 総ページ数
      i-iii,113-130,149-152
    • 出版者
      白帝社
  • [図書] クラウン独和辞典第4版(CD付き)

    • 著者名/発表者名
      濱川祥枝、信岡資生、赤司英一郎、新井皓士、飯嶋一泰、石井正人、重藤実、新田春夫、福本義憲、藤井忠、前田良三、光野正幸
    • 総ページ数
      1858

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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