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2006 年度 実績報告書

モダニズムの制度化と国家言説-ポスト冷戦からの歴史化

研究課題

研究課題/領域番号 18520179
研究種目

基盤研究(C)

研究機関一橋大学

研究代表者

越智 博美  一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (90251727)

研究分担者 三浦 玲一  一橋大学, 大学院言語社会研究科, 助教授 (70262920)
吉川 純子  武蔵大学, 人文学部, 教授 (20251316)
キーワードモダニズム / 冷戦 / 男性性 / 帝国主義 / ヘミングウェイ / フィッツジェラルド / 新批評 / 消費文化
研究概要

本研究は、歴史的、文化的な構築物としてのモダニズムを、国家言説、冷戦の政治言説、ジェンダー・セクシュアリティ言説の相互干渉性の視点からダイナミックに再考し、それらの言説の関係性からモダニズムのキヤノン性の構築過程の再考を目指すものである。当初の予定通り、越智はモダニズム文学を語る新批評の言説が当初必然的に帯びていた男性性を歴史的に検証し、論文「新批評の父たち」にまとめたほか、日本アメリカ文学の全国大会(平成18年10月)、および東京支部研究発表(平成19年3月)として、各々「モダニズムの南部的瞬間」、「キャノンの南部化--モダニズムと南部農本主義」として発表した。占領期の文化政策研究に関しては成果の一部をお茶の水女子大学COE成果刊行シリーズに収録予定である。
三浦はシカゴに滞在しながら、Walter Benn Michaels, M.Dubey, N.Brown, J.Tabbi, J.Ashton等と、いわゆるポストモダニズムとモダニズムの関係について議論を重ねた。F.Scott FitzgeraldのThe Graet GatsbyとJ.D.SalingerのThe Catcher in the Ryeについての論文をまとめ、また、Walter Benn MichaelsのThe Shape of the SignifierおよびEdward Saidのインタヴュー集の一部を翻訳、出版した。
吉川は、冷戦期のマスキュリニティが再構築された過程を検証するために、第二次世界大戦後のEarnest Hemingwayの作家活動とマス・メディアの関係を調査した。平成18年8月25日から同9月5日まで米国プリンストン大学図書館にて、Hemingwayの伝記の著者であるC.Bakerと、ヘミングウェイの作品を出版したScribner社の資料を収集した。その成果は『武蔵大学人文学会雑誌』に発表予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 冷戦期における男らしさの再構築-ヘミングウェイの場合2007

    • 著者名/発表者名
      吉川 純子
    • 雑誌名

      武蔵野大学人文学会雑誌 平成19年度第3号(未定)

  • [雑誌論文] 新批評の父たち-南部農本主義者の共同体2006

    • 著者名/発表者名
      越智 博美
    • 雑誌名

      一橋大学研究年報 人文科学研究 43

      ページ: 189-249

  • [雑誌論文] 南部文学の遠い部屋2006

    • 著者名/発表者名
      越智 博美
    • 雑誌名

      英語青年 2006年12月号

      ページ: 514-517

  • [図書] 権力、政治、文化(上巻)2006

    • 著者名/発表者名
      エドワード・ザイード翻訳, 三浦玲一他
    • 総ページ数
      552
    • 出版者
      太田出版
  • [図書] 権力、政治、文化(下巻)2006

    • 著者名/発表者名
      エドワード・ザイード翻訳, 三浦玲一他
    • 総ページ数
      417
    • 出版者
      太田出版

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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