研究課題
基盤研究(C)
フランス本国においてすら等閑視されていたE.-L.-N.ヴィオレ=ル=デュック(1781-1857)の業績を再評価し、19世紀前半の文芸界において彼が隠れた影響力を持っていたことを実証した。特に1830年代後半から1840年代に亘る文芸誌記事に詳細な検討を加え、サント=ブーヴがヴィオレ=ル=デュックの交流が希薄であったという従来の説を覆す決定的証拠を得たことは本研究の大きな成果である。
すべて 2008 2006
すべて 雑誌論文 (2件)
テクストの生理学(柏木隆雄教授退職記念論文集刊行会編)(朝日出版社)
ページ: 447-459
シュンポシオン-高岡幸一教授退職記念論集-(金崎春幸他編)(朝日出版社)
ページ: 245-254