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2006 年度 実績報告書

戦後スイスの国民統合と言説の共同体-作家たちの未公刊ドキュメントを手がかりにして

研究課題

研究課題/領域番号 18520218
研究種目

基盤研究(C)

研究機関長崎大学

研究代表者

葉柳 和則  長崎大学, 環境科学部, 助教授 (70332856)

研究分担者 中村 靖子  名古屋大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (70262483)
キーワード出来事 / 物語 / 虚構 / マックス・フリッシュ
研究概要

今年度の研究計画にあったのは、1.研究組織の運営方法の確立、2.平成17年度の研究成果の公表、3.スイス、ドイツのアーカイヴとの連絡調整、4.テクストデータベース処理システムの改善による資料整理・分析の高度化・効率化、5.マックス・フリッシュと戦後スイスを軸にした研究の枠組みの精緻化であった。
1.研究会の定期的開催(二ヶ月に一回)を行った。また情報共有のためにweb上にCGIを設置した。
2.平成17年度後半、平成18年度前半の研究成果が、2編の学術誌に掲載された。また学会発表を2回行った。
3.フリッシュ・アーカイヴ、デュレンマット・センター、スイス文学アーカイヴ、ズーアカンプ社資料室と連絡を取り、平成19年度に資料調査を行うための口承を行った。
4.日本独文学会と連絡を取りながら、マックス・ブリッシュに関する文献データベース作成とその公開のための方法とスケジュールを調整した。
5.2で挙げた論文を執筆する中で、基本的な枠組みを確立すると共に、代表者の勤務先の「異文化交流論」の教材として使用する冊子『文化の交流と共生』に、その概要を執筆した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 忘却という癒しに抗して-初期フリッシュと精神的国土防衛-2007

    • 著者名/発表者名
      葉柳 和則
    • 雑誌名

      Neue Beitrage zur Germanistik(日本独文学会) 5.4

      ページ: 71-87

  • [雑誌論文] 死への傾斜、あるいは期待の芸術-初期フリッシュの美学的考想-2006

    • 著者名/発表者名
      葉柳 和則
    • 雑誌名

      独文学報(大阪大学ドイツ文学会) 22

      ページ: 15-23

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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