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2009 年度 研究成果報告書

写本に見る中世イギリスの言語事情

研究課題

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研究課題/領域番号 18520251
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ語系文学
研究機関関西大学

研究代表者

和田 葉子  関西大学, 外国語学部, 教授 (00123547)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード英米文学
研究概要

1066年のノルマン人によるイギリス征服の後、フランス語(アングロ・ノルマン語)が支配者の言葉となったが、やがて英語は徐々に力を取り戻し、13世紀中頃には、英語、フランス語、ラテン語の3ヶ国語で書かれた様々な作品が収録されている写本が多く現れるようになる。13世紀中頃、後半、14世紀前半の3つの時期に書かれたそれらの写本を比べると、当時の社会背景を反映して、まず、フランス語がラテン語に勝り、そして英語がフランス語に取って代わってゆく過程がよくわかる。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 2008 2007

すべて 学会発表 (5件) 図書 (2件)

  • [学会発表] 修道女?の手引き-Ancrene Wisseとその作品群の読者2009

    • 著者名/発表者名
      和田葉子
    • 学会等名
      関西大学東西学術研究所研究例会
    • 発表場所
      関西大学東西学術研究所
    • 年月日
      2009-03-27
  • [学会発表] 修道女は‘Wooing Group'といかに関係したのか:‘Ancrene Wisse Group'と神秘主義2008

    • 著者名/発表者名
      和田葉子
    • 学会等名
      日本英文学会第80回全国大会シンポジウム「ヨーロッパ中世の神秘主義-霊性とナラティブ」
    • 発表場所
      広島大学東広島キャンパス
    • 年月日
      2008-05-24
  • [学会発表] 初期中英語の宗教作品に見る愛の受難曲2008

    • 著者名/発表者名
      和田葉子
    • 学会等名
      関西大学東西学術研究所国際シンポジウム「国境なきヨーロッパ-文学における異文化接触の形」
    • 発表場所
      関西大学東西学術研究所
    • 年月日
      2008-05-10
  • [学会発表] アイルランドにおける中英語2008

    • 著者名/発表者名
      和田葉子
    • 学会等名
      関西大学東西学術研究所研究例会
    • 発表場所
      関西大学東西学術研究所
    • 年月日
      2008-03-25
  • [学会発表] どの言語で書くべきか:中世英国におけるフランス語・英語・標準語の状況について2007

    • 著者名/発表者名
      和田葉子
    • 学会等名
      関西大学東西学術研究所研究例会
    • 発表場所
      関西大学東西学術研究所
    • 年月日
      2007-01-26
  • [図書] 国境なきヨーロッパ-文学と思想における異文化接触の形2010

    • 著者名/発表者名
      和田葉子, 他
    • 総ページ数
      69-90
    • 出版者
      関西大学出版部
  • [図書] 中世イギリス文学入門-研究と文献案内2008

    • 著者名/発表者名
      和田葉子, 他
    • 総ページ数
      71-76
    • 出版者
      雄松堂

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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