研究課題
基盤研究(C)
ケンペルの著書『今日の日本』(ドイツ語新版)に基づき、ケンペル日本論の分析を行った。またとりわけ、この新版と、18世紀末以降底本と見なされて来たドーム版(旧版)『日本誌』との文献対比作業を行い、ドーム版の文献学的価値を究明した。その結果、ドーム版には編者ドームによる書き換え箇所が散見されるものの、難解なスタイルのドイツ文で書かれたケンペルの日本論を、一定の読みやすさに直して提供した功績も認められる、との結論を得た。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件)
言語文化共同研究プロジェクト2007ドイツ啓蒙主義研究8(大阪大学大学院言語文化研究科)
ページ: 1-16
言語文化共同研究プロジェクト2006ドイツ啓蒙主義研究7(大阪大学大学院言語文化研究科)
日本ゲーテ協会『ゲーテ年鑑』 第49巻
ページ: 95-109
言語文化共同研究プロジェクト2005ドイツ啓蒙主義研究6(大阪大学大学院言語文化研究科)
ページ: 1-28