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2009 年度 研究成果報告書

日本・イギリス・フランスにおける絵本の国際比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18520282
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関梅花女子大学

研究代表者

加藤 康子  梅花女子大学, 心理こども学部, 教授 (60299005)

研究分担者 三宅 興子  梅花女子大学, 名誉教授 (80166131)
高岡 厚子  梅花女子大学, 名誉教授 (30107122)
研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード絵本 / 狐 / イソップ寓話 / 児童文学 / 挿絵 / 伊曽保物語 / 擬人化 / ラ・フォンテーヌ
研究概要

近年、絵本研究は進んだが、国際比較研究は未だ十分とは言えない。そこで、「狐」「イソップ寓話」という観点から、日本、イギリス、フランスの絵本を比較研究した。まず、各国のイソップ寓話受容と絵本化の流れを確認し、狐が中心となっている話をめぐって、挿絵や絵本作品を収集し、比較分析を行った。結果、イソップ寓話の受容は、各国の文化事情を反映して異なっていることが分かった。日本では、外国からの文化導入に特徴が見出される。このように、三ヶ国の挿絵や絵本には、その国情、文化、画家の個性が色濃く反映していることを確認した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] こども絵本を考える-江戸期絵草紙からの視点-2010

    • 著者名/発表者名
      加藤康子
    • 雑誌名

      日本文学 1月号

      ページ: 21-30

  • [雑誌論文] イソップ寓話における図像の移植とその日本化-『通俗伊蘇普物語』と「金の斧銀の斧」を題材として-2009

    • 著者名/発表者名
      三宅興子
    • 雑誌名

      図説翻訳文学総合事典 5巻

      ページ: 271-293

  • [雑誌論文] 江戸期の絵草紙と伝承2009

    • 著者名/発表者名
      加藤康子
    • 雑誌名

      梅花児童文学 17号

      ページ: 1-16

  • [学会発表] 特集児童文学の研究の現在江戸期絵草紙の魅力2009

    • 著者名/発表者名
      加藤康子
    • 学会等名
      国文学言語と文芸の会
    • 発表場所
      東京文化会館
    • 年月日
      2009-07-18
  • [図書] フランスの子ども絵本史2009

    • 著者名/発表者名
      高岡厚子, 他
    • 総ページ数
      424
    • 出版者
      大阪大学出版会
  • [図書] 大正期の絵本絵雑誌の研究-一少年のコレクションを通して-2009

    • 著者名/発表者名
      三宅興子, 他
    • 総ページ数
      369
    • 出版者
      翰林書房
  • [備考] 研究報告書『平成18~21年度科学研究費(基盤研究(c))報告書日本・イギリス・フランスにおける絵本の国際比較研究-「イソップ寓話」をめぐって-』を2010年3月31日付けで発行した。

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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