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2008 年度 実績報告書

地理情報システムによる世界諸言語の言語類型地理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18520288
研究機関弘前大学

研究代表者

山本 秀樹  弘前大学, 人文学部, 教授 (20200834)

研究分担者 乾 秀行  山口大学, 人文学部, 准教授 (10241754)
キーワード言語学 / 言語類型論 / 言語類型地理論 / 地理情報システム / 世界言語地図
研究概要

本年度は、主として下記のような2つの作業を行った。
1. これまでにデジタル化した世界言語地図を作製したが、その地図に我々の言語特徴データを関連づけるためには、このデジタル化した世界言語地図上の言語と我々がこれまで収集してきた種々の言語データ中の言語とを関連づけることが不可欠である。そこで、特に山本データにおいて使用された言語名は主としてEthnologue第12版に基づいたものであったため、まず、山本データにおける言語名とEthnologueの最新版である第15版で使用されている言語名との照合をはかることにした。そのための最初の手順として、両者に対するファイルを作成し、個々の言語に付された種々の別名リストを、方言名リストも加えてファイルに付加した。その上で、山本データにおけるID番号とEthnologue第15版で使用されているID番号を基本にしつつ、さらに付加された別名や方言名を参照しながら、両者において一致の可能性の高い言語を照合した。これにより、本研究が基にしているRoutledgeの言語地図で使用されている言語名と我々のデータにおける言語名との統合を可能にすることができた。
2. 昨年度までに作製した、地区、地域、大陸、国別の世界言語地図ベクトルデータに対して、言語属性情報に含まれる言語番号を基準に、言語属性情報を付加加工した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 現生人類の起源と言語の遠い類縁関係2009

    • 著者名/発表者名
      山本秀樹
    • 雑誌名

      言語 38巻2号

      ページ: 8-9

  • [雑誌論文] 関係節形成のタイプと接近可能性の階層再考とオーストロネシア諸語における関係節形成の発達過程2008

    • 著者名/発表者名
      山本秀樹
    • 雑誌名

      Seijo English Monographs 40

      ページ: 439-458

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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