研究課題/領域番号 |
18520292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
池田 潤 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 助教授 (60288850)
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研究分担者 |
乾 秀行 山口大学, 人文学部, 助教授 (10241754)
竹内 茂夫 京都産業大学, 文化学部, 助教授 (60268092)
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キーワード | 言語学 / 言語地理学 / 北西セム語 / 言語地図 / GIS |
研究概要 |
●前2-1千年紀における北西セム語の等語線の再画定に向け、今年度は、まず必要となるハードウェア(ノートパソコンなど)とソフトウェア(ArcView ver.9.1など)を発注した。また、テルアビブ大学のS.Izre'el教授に連絡をとり、今後の研究の進め方た関してアドバイスを受けるとともに、平成20年度の招聘に向けて日程の調整をおこなった。 ●6月からアマルナ語および北西セム語のデータベースのXMLタグ構造の検討を開始した。これに際して、大学院生の協力を受け,謝金を支払った。 ●7月から二次文献を参照しながらアマルナ語のデータを整理・修正し、順次コンピュータに入力する作業を開始した。これに際して、参考となる北西セム語および一般言語学に関する書物を購入した。また、データ入力および資料整埋のために大学院生を雇用し、謝金を支払った。 ●3月にGISの有効活用をはかるため、乾(研究分担者)の所属する山口大学に池田(研究代表者)と竹内(研究分担者)が集まり、1泊2日でミーティングをおこなった。この場で、業者とラスタデータ(イメージ画像)化している西南アジア言語地図を緯度・経度の入った詳細なベクトルデータに変換するための打ち合わせをおこない、GIS側とデータベース側との連動させるためのアウトラインを検討・考案した。 ●今年度の成果として、池田(研究代表者)、竹内(研究分担者)、乾(研究分担者)の3名が筑波一般言語学研究会の学術雑誌『一般言語学論叢』に論文を発表した。
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