研究課題
基盤研究(C)
本研究は、旧ユ-ゴスラヴィアの構成国を地域的対象とし、これらの国々のメディアに見られる言説を分析することによって、旧ユ-ゴ崩壊から独立を経てこんにちに至る人々の意識の変化、アイデンティティ-形成のあり方を探ろうというものである。そこにおいては、具体的な事象、たとえばコソヴォをめぐるセルビアのメディア言説の分析などを行い、それを通して、これらの地域の人々の自己イメ-ジ、他者への態度の変化を追跡する。最終的な目的は、メディアが民族アイデンティティ-の形成に果たす役割、メディアと多民族・多言語共生の関係などを考察していくことである。
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